突然の訃報を受け、「葬儀には行けないけれど、今日中にお悔やみを届けたい」と思ったとき、郵便局のレタックスを弔電として利用できます。
結論からいうと、2026年9月現在、Webレタックスなら680円から利用でき、おおむね15時30分まで、一部地域では13時30分までに申し込めば当日配達が可能です。
ただし、最初に料金や文例を見るより、次の順番で確認したほうが失敗しにくくなります。
-
- 通夜・葬儀の日時と届け先を確認する
- 届け先郵便番号から当日配達できるか確認する
- Webか郵便局窓口かを選ぶ
- 宛名・差出人を正確に入力する
- 日本郵便の弔慰文例をもとに本文を作る
| 確認したいこと | 2026年9月時点の目安 |
|---|---|
| Webレタックス最安料金 | 680円~ |
| 郵便窓口等の最安料金 | 780円~ |
| 当日配達 | おおむね15:30まで。一部地域は13:30まで |
| Web申込 | 24時間365日利用可能 |
| 配達状況 | Webレタックスなら無料追跡可能 |
| 配達日指定 | 申込翌日から10日以内 |
| 時間帯希望 | 翌日以降、午前または午後 |
最新情報は日本郵便公式「レタックス」でも確認できます。
レタックスは弔電として使える|まず「いつ届くか」を確認

レタックスは、日本郵便が提供するメッセージ配達サービスです。
日本郵便公式でも、祝電・弔電として利用できるサービスとして案内されています。
急な訃報で最も重要なのは、「どの台紙を選ぶか」より通夜や葬儀に間に合うかです。
おおむね15時30分までなら当日配達可能
日本郵便公式では、レタックスについて、
おおむね15時30分までに差し出した場合は当日配達可能
と案内しています。
ただし、一部地域は13時30分までです。
さらに、地域によっては当日配達できない場合もあります。
そのため「全国どこでも15時30分までなら必ず届く」とは考えないでください。
届け先の郵便番号が分かるなら、日本郵便公式「レタックス当日配達確認一覧表」から確認できます。
「15時30分まで=必ず当日到着」ではない
公式の表現は「おおむね当日配達可能」です。
地域によっては、
- 13時30分締切
- 当日配達できない場合あり
- 翌日の配達日指定ができない場合あり
といった違いがあります。
通夜直前など時間に余裕がない場合は、申し込み画面の案内と届け先地域の条件を必ず確認してください。
翌日以降なら配達日・時間帯希望もできる
今日中ではなく、葬儀・告別式の日に合わせたい場合は配達日指定も利用できます。
日本郵便公式では、申込翌日から10日以内で配達日を指定できます。
さらに翌日以降なら、
- 午前:9時~12時頃
- 午後:12時~19時頃
の時間帯希望も可能です。
ただし、地域によって指定できない場合があるため、当日配達確認一覧も合わせて確認してください。
Webレタックスと郵便局窓口はどっちを選ぶ?

急いで弔電を手配するなら、Webと窓口のどちらが自分に合うかを先に決めます。
| 比較 | Webレタックス | 郵便局窓口 |
|---|---|---|
| 申込場所 | PC・スマホ | 郵便局 |
| 利用時間 | 24時間365日 | 郵便窓口の営業時間内 |
| 最安料金 | 680円~ | 780円~ |
| 支払い | クレジットカード・料金後納 | 現金・切手・クレジットカード・料金後納など |
| 手書き原稿 | 文字入力・画像等 | 専用原稿用紙へ手書き可能 |
| 追跡 | 可能 | Web申込と同じ無料追跡の案内対象ではない |
急いでいるならWebレタックスが使いやすい
Webレタックスは24時間365日申し込みできます。
Webゆうびんの利用者登録が必要ですが、登録後は、
- 台紙を選ぶ
- メッセージを入力する
- 届け先・差出人を入力する
- 配達日などを確認する
- 決済する
という流れで手配できます。
初めて利用する場合は、本登録用メールの確認なども必要になるため、当日配達の締切直前ではなく早めに開始したほうが安心です。
利用登録は日本郵便公式「Webレタックス 新規会員登録方法」で確認できます。
手書きで送りたいなら郵便局窓口
郵便局窓口では、専用の原稿用紙に手書きして申し込めます。
自筆の文字をそのまま届けたい場合には窓口向きです。
ただし、利用できる時間は郵便局の窓口営業時間に左右されます。
また、Web申込と比べ、白黒1枚の場合は同じ台紙で基本的に100円高く設定されています。
Webなら届いたか無料で確認できる
Webレタックスには追跡番号が付きます。
日本郵便公式の郵便追跡サービスから配達状況を確認でき、追加の「配達通知オプション」を購入する必要はありません。
「ちゃんと斎場へ届いたか不安」という場合には、Web申込の大きなメリットです。
レタックス弔電の料金|680円から、文字数ではなく台紙と枚数で変わる

2026年9月現在、Webレタックスの最安料金は680円です。
郵便局窓口・電話・FAX・ポスト投函などは780円からです。
古い記事には500円台の料金が書かれていることがありますが、現在の日本郵便公式料金とは異なります。
現在のお悔やみ用台紙の主な料金
| 台紙 | Web | 窓口等 |
|---|---|---|
| うるし風(菊) | 6,690円~ | 6,790円~ |
| 織物 | 3,980円~ | 4,080円~ |
| 刺しゅう | 2,620円~ | 2,720円~ |
| おし花 | 1,940円~ | 2,040円~ |
| ゆり | 1,130円~ | 1,230円~ |
| 弔 | 680円~ | 780円~ |
最新の台紙と料金は日本郵便公式「レタックス 配達台紙のご紹介」で確認できます。
「無料台紙+基本料金」ではなく台紙ごとに総額を見る
料金を理解するときは、「台紙代が無料だから基本料金だけ」と分けるより、公式ページに表示されている台紙ごとの申込料金を見るほうが分かりやすいでしょう。
たとえば「弔」はWebで680円からです。
一方、「ゆり」なら1,130円から、「織物」なら3,980円からとなります。
文字数課金ではないが、通信文が2枚以上になると加算料金がある
Webレタックスは、一般的な電報のように文字数ごとの追加料金はありません。
ただし、通信文が2枚以上になる場合は追加料金が発生します。
| 追加1枚あたり | Web | 窓口等 |
|---|---|---|
| 白黒 | 42円 | 130円 |
| カラー | 62円 | - |
追加できる通信文用紙は4枚までです。
また、Web差し出しでカラー印刷にすると、1枚目についても白黒料金に20円が加算されます。
弔電はどこへ送る?「喪主名が分かるか」より届け先の正確さを優先

弔電で最も避けたい失敗の一つが、文章ではなく届け先の間違いです。
訃報を受けたら、まず、
- 葬儀会場名
- 郵便番号
- 住所
- 通夜・告別式の日時
- 喪主または受取人の氏名
を確認してください。
斎場へ送るなら会場名も正確に入力する
斎場・葬儀ホールへ送る場合は、似た名称の別会場があることもあります。
訃報案内や葬儀案内に記載された正式名称・住所をそのまま確認してください。
「たぶんこのホールだろう」と検索結果だけから決めないほうが安全です。
宛名は案内された喪主・受取人に合わせる
弔電は故人へ郵送するというより、葬儀会場などで遺族側が受け取るメッセージです。
喪主名が案内されているなら、その氏名を正確に入力してください。
喪主名が不明な場合に、推測した姓名を入力するのは避けます。
必要であれば、葬儀案内の連絡先や会場へ、レタックスの受取人表記を確認するほうが確実です。
差出人は「誰から届いたか」が分かる形にする
本文だけ丁寧でも、差出人が「山田」のように名字だけでは、ご遺族が誰か判断できない場合があります。
個人なら氏名をフルネームで、会社関係なら、
会社名+部署・役職+氏名
まで入れると分かりやすくなります。
文面はゼロから考えなくていい|日本郵便の公式弔慰文例を使う

突然の訃報では、適切な言葉がすぐに出てこないことがあります。
その場合は、自作の長文を無理に作る必要はありません。
日本郵便は公式の「レタックス文例集・弔慰」を公開しています。
父親を亡くした方へ
日本郵便公式には、「ご尊父様」「御尊父様」を使った文例が複数あります。
たとえば短くまとめるなら、公式文例を参考に、
ご尊父様のご逝去を悼み 謹んでお悔やみ申し上げます
という形があります。
母親を亡くした方へ
母親の場合は「ご母堂様」「御母堂様」を使った公式文例があります。
続柄を正確に把握しているなら、公式文例から該当するものを選ぶと文章を考える負担を減らせます。
続柄が分からないなら無理に敬称を入れない
故人が受取人の父・母・祖父母のどれに当たるのか曖昧なのに、「ご尊父様」などと推測するのは避けたほうが安全です。
その場合は、続柄を限定しない、
ご逝去の報に接し 謹んでお悔やみ申し上げます
のような表現のほうが使いやすいでしょう。
宗教が分からないなら特定宗教の表現を無理に足さない
「ご冥福」など、一般的な弔電でよく見かける表現でも、宗教・宗派との関係を気にする場合があります。
宗教が分からず迷うなら、
- 謹んでお悔やみ申し上げます
- 心より哀悼の意を表します
- ご家族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます
など、特定の宗教観へ踏み込みにくい表現を選ぶ方法があります。
無理にマナー用語を詰め込むより、正確で簡潔な文章にするほうが伝わりやすいでしょう。
申し込み前の最終チェック|料金よりここを間違えない

レタックスで弔電を送るとき、台紙選び以上に重要なのが入力内容の確認です。
送信前に次の順で確認してください。
1.葬儀の日付・時間
通夜へ届けたいのか、告別式へ届けたいのかを確認します。
当日配達の締切だけで判断せず、実際の式開始時刻に余裕があるかも考えます。
2.届け先の郵便番号・住所・会場名
当日配達の締切は届け先郵便番号によって変わります。
まず住所を正確に確認し、その郵便番号で日本郵便の当日配達確認一覧を検索してください。
3.受取人名
訃報案内に喪主名が書かれているなら、その表記と一致しているか確認します。
漢字の間違いにも注意してください。
4.差出人
個人ならフルネーム、会社なら会社名・役職・氏名まで確認します。
法人から送る場合は、誰の名義で出すか社内ルールも確認してください。
5.本文
故人の続柄・氏名など、事実関係が間違っていないかを優先します。
文例を改変した場合は、誤字・変換ミスも確認してください。
6.台紙と料金
高価な台紙でなければ失礼になる、という日本郵便公式ルールはありません。
予算と相手との関係に応じて選びましょう。
シンプルな「弔」ならWeb680円から利用できます。
7.Webなら追跡番号を保存する
申込後は追跡番号を確認できるようにしておきます。
式の開始前などに「届いたか」が気になった場合、日本郵便の追跡サービスから配達状況を確認できます。
レタックス弔電についてよくある疑問

レタックスは正式な弔電として使えますか?
はい。
日本郵便自身が、レタックスを祝電・弔電として利用できるサービスとして案内しています。
Webレタックスはいくらからですか?
2026年9月現在、Webレタックスは680円からです。
郵便局窓口等は780円からです。
古い料金記事と混同しないよう、日本郵便公式料金を確認してください。
文字数が増えると料金も上がりますか?
一般的な電報のような文字数ごとの追加料金はありません。
ただし、通信文が2枚以上になる場合は、Webなら白黒1枚追加ごとに42円などの加算料金があります。
今日の通夜に間に合いますか?
届け先によります。
おおむね15時30分まで、一部地域では13時30分までなら当日配達可能ですが、当日配達できない地域もあります。
必ず届け先郵便番号から公式の当日配達確認一覧を確認してください。
夜中でも申し込めますか?
Webレタックスは24時間365日申し込みできます。
ただし、当日配達の締切時刻を過ぎていれば、当日中に届くという意味ではありません。
土日や祝日も配達されますか?
日本郵便公式では、レタックスは土曜日・日曜日・休日も配達すると案内しています。
翌日の午前中を指定できますか?
翌日以降は、午前または午後の時間帯希望を設定できます。
ただし、一部地域では時間帯希望や配達日指定に制限があります。
届いたか確認できますか?
Webレタックスには追跡番号が付くため、日本郵便の郵便追跡サービスから無料で配達状況を確認できます。
高い台紙を選ばないと失礼ですか?
日本郵便公式に「関係性ごとに○円以上の台紙を選ばなければならない」というルールは確認できません。
「弔」680円から、ゆり1,130円から、織物3,980円からなど複数の選択肢があるため、予算や相手との関係に合わせて選べます。
文例はどこで確認できますか?
日本郵便が弔慰用の公式文例集を公開しています。
父母など続柄別の文例もあるため、ゼロから文章を考えるより、日本郵便公式「レタックス文例集・弔慰」を確認するのが確実です。
まとめ|まず「間に合うか」を確認してから文例・台紙を選ぼう
レタックスは、郵便局から送れる弔電サービスとして利用できます。
2026年9月時点の重要ポイントは次のとおりです。
- Webレタックスは680円から
- 郵便窓口等は780円から
- Webは24時間365日申し込み可能
- おおむね15時30分までなら当日配達可能
- 一部地域は13時30分締切
- 地域によって当日配達できない場合がある
- 翌日から10日以内なら配達日指定可能
- 翌日以降は午前・午後の時間帯希望が可能
- Webレタックスには無料追跡サービスがある
- 文字数による追加料金はない
- 2枚目以降は通信文用紙の追加料金がある
- 公式の弔慰文例集が用意されている
急な訃報では、文章を完璧にしようとして時間を使いすぎるより、届け先・日時・当日配達の締切を最初に確認することが重要です。
そのうえで、日本郵便の公式文例から関係性に合う文章を選び、受取人・差出人の氏名を正確に入力してください。
Webレタックスなら申し込み後に配達状況も確認できるため、「間に合ったか分からない」という不安も減らせます。
まず日本郵便公式「レタックス」で現在の料金と届け先地域の条件を確認し、必要なら公式の弔慰文例集を使って手配を進めるとよいでしょう。

